見せたくないモノは、見せたいモノの中へ
日常に必ず生まれる行動に対して、
マイナスをプラスに変えることのできる存在。
それが“魅せる”ダストボックス。
目隠しの機能を果たすだけではない、
空間を彩る上で必要なピースになっている。
2016年に誕生した、ミシェル・シャーロットのデザイン「ハッピー ビン」。艶消しのマットなカラーリングに、有機的で柔らかな曲線をもつダストボックスです。漫画や彫刻にインスピレーションを受けたというラインの美しさには、どことなく師であるジャスパー・モリソンの作品との共通点も窺えます。
シンプルだから自然と馴染む。シンプルだけど個性を表す。その絶妙なバランスにより、“ダストボックス=ゴミ箱”という機能を越えた愉しみを与えてくれます。軽量で耐久性のあるポリプロピレン製で、デスク周り以外でもさまざまなシーンにフィットします。カラーは5色の展開です。
ミシェル・シャーロット / Michel Charlot(1984年~)
スイス・ローザンヌ生まれ。Ecole Cantonale d'Art de Lausanne (ECAL)でインダストリアルデザインの課程を修了した後、ジャスパー・モリソンの下で修行した。2011年に独立し、バーゼルに自身のスタジオを設立。NAVA Design、Eternit、Camper、Beluxなどの企業向け製品の開発に携わり、ヴィトラとは2013年より協働している。
シャーロットのデザインは、コンセプト、デザイン、そして生産の効率化を大切にしている。これまでルクセンブルク、スイス、アメリカなどでも作品を展示し、数々の賞を受賞するとともに、2013年より、ECALと東京の多摩美術大学でインダストリアルデザインの指導も行っている。
ヴィトラ / Vitra
1934年、スイスで店舗什器メーカーとして創業。創業者であるウィリー&エリカ・フェルバウム夫妻は、事業拡大の中で1950年に「Vitra」を設立する。その数年後、ニューヨーク来訪の際にチャールズ&レイ・イームズの家具に魅了されたウィリーは、直接本人と面談し、イームズだけでなくジョージ・ネルソンの家具についてもヨーロッパ、中東における製造販売ライセンスを取得した。1957年から家具生産に乗り出した同社は、その後も、海外の著名なデザイナーと共に多くの名作を世に遺している。
一方で、1981年に火災に見舞われた自社工場の再建を機に、社内外におけるデザイン知識の育成、普及へも力を注ぐこととなる。同社の敷地にはオフィス、工場、ショールームの他に、ミュージアムや消防署なども建設され、その設計をフランク・ゲーリー、ザハ・ハディド、安藤忠雄といった有名建築家がそれぞれ担ったことから、「Vitra Campus」と呼ばれる個性豊かな建築が集まる“建築の聖地”を形成している。幅広い側面から“デザイン”を追求し続けているブランドである。
仕様Spec
商品名 |
Vitra(ヴィトラ) / Happy Bin L(ハッピービン)全5色 / ゴミ箱 / ダストボックス / 小物入れ / カラフル / オシャレ
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サイズ |
φ300mm×H295mm |
カラー |
ベーシックブラック / ホワイト / スカイグレー / ポピーレッド / イエロー |
素材 |
ポリプロピレン |
製造国 |
EU |
デザイン年 |
2016年 |
デザイナー |
ミシェル・シャーロット(Michel Charlot) |
ブランド |
ヴィトラ(Vitra) |
その他 |
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