一日の終わりに灯すあかり
気持ちを整える就寝前のひととき。
その日あったことを思い起こし、新しく迎える明日に想いを馳せる。
派手に飾る必要はない。
ガラスの中で揺らめく灯を、ちょっと楽しむくらいがちょうどいい。
ささやかだけど、大切な時間。
伝統を物語るデザイン
“PRIMULA”は、庭などに咲く多年草を意味します。また、ラテン語では「はじまり」を意味し、それはデザイナーであるヤコブ・E・バングがさまざまな面における先駆者であったことにも繋がっています。
ホルムガードが誇る伝統の高い技術、吹きガラス製法によって生み出される柔らかな曲線。側面には複雑なストライプのパターンが施されており、エレガントな印象を与えています。
デザイナー、ヤコブ・E・バングが遺した数多くの作品の中でも、代表作といえるPRIMULA。1930年代のファッションカラーである透明感のあるグレーベージュを取り入れ制作された当時の作品は、1920年代のSandviks Glasbruk(スウェーデン)のソーダグラスに強く影響を受けたといわれています。
ホルムガードが受け継ぐ200年の歴史において、欠くことのできない作品のひとつです。
ヤコブ・E・バング / JACOB E. BANG(1899~1965)
デンマーク初の工業デザイナー。
1928年、ホルムガードで初めてのデザイナーとして採用されて以降、1941年までアーティスティックディレクターを務めた。もともと建築家であった経験を活かし、ガラス製品にも緻密なデザインを取り入れた。デン マークのガラス製品の機能主義の生みの親としても知られ、デザインに対するモットーは、「美しく、強く、実用的で、安価」。
最も有名な作品に「VIOL(ヴィオル)」と「PRIMURA(プリムラ)」があり、戦間期のシンプルで機能的なスタイルの典型といえる。ガラス製品の制作にあたって、さまざまな技法を試し、フラワーベースやボトルなどにそれを見ることができる。
ホルムガード / HOLMEGAARD
ホルムガードは、ロイヤルコペンハーゲン、カールスバーグ、カイ・ボイスンデンマークなどと並ぶ、デンマーク王室御用達ブランドです。ブランドロゴに入った「王冠」マークは、王室に物やサービスを納めることを特別に認められた、誰もが認め、信頼できるブランドであることの証ともいえます。
1825年に創業し、約200年の長い伝統を受け継ぐデンマークにおけるガラス工芸を牽引してきたブランド。長い歴史の中で、その時代を代表するデザイナーと高度な技術を持つガラス職人とが一体となって歩みを進めてきました。
生み出されるデザインは、常に高品質でエレガント。ビンテージ品も高い人気を誇り、自然をモチーフにしたような独特な形状のものや、規律正しいシンプルなデザインのものなど、味わい深い作品も受け継がれています。
コンテンツ / テキストデザイナー紹介
Contents / Text Designers
/ 安達 剛士 Tsuyoshi Adachi
コンテンツ・テキストデザイナー。1982年、鳥取県生まれ。
北欧インテリアショップに10年以上勤務し、鳥取、東京で約8年間店長を経験。
北欧の暮らしにある本質的な豊かさに魅了され、自分らしさを楽しめる暮らし、コーディネートを多数手掛けた。
加えて北欧家具メーカー輸入代理店のブランドマネージャー経験も活かし、
2022年より故郷の鳥取に戻り有限会社フォーリア・インテリア事業部を設立。
ディレクション、コーディネートなども含め広くインテリアに携わる。
種類Pattern
仕様Spec
商品名 |
HOLMEGAARD ティーライトホルダー / スモーク |
サイズ |
Φ95×H60mm |
カラー |
スモーク / クリア |
質量 |
130g |
素材 |
無鉛ガラス(吹きガラス) |
製造国 |
中国 |
ブランド |
HOLMEGAARD(ホルムガード) |
その他 |
- |